日頃の稽古の成果を発揮する子どもたちの姿を見ながら、改めて空手道における「挨拶」の大切さを考える機会となりました。
空手道には「礼に始まり、礼に終わる」という言葉があります。
道場に入る時の「お願いします」。
先生や仲間への「おはようございます」。
稽古が終わった時の「ありがとうございました」。
どれも短い言葉ですが、そこには相手を敬う心や感謝の気持ちが込められています。
大会では、審判員と選手が公平性を保つため、必要以上に会話をすることは控えるべきです。
しかし、朝の大会が始まる前や大会終了後など、自然な場面で交わす挨拶まで忘れてほしくはありません。
もちろん、審判中の先生にわざわざ挨拶をしに行く必要はありません。
大切なのは、誰かに言われたから挨拶をするのではなく、自分から気持ちを伝えられること。
洋空会では、空手道の技術や大会の勝敗以上に、礼儀や思いやり、感謝の気持ちを大切にしています。
どれだけ強い選手になっても、相手を敬う心がなければ、本当の意味で強いとは言えないのではないでしょうか。
挨拶は、決して先生のためにするものではありません。
学校でも、家庭でも、社会に出てからも、自分から気持ちの良い挨拶ができる人になってほしい。
そのために、道場では日々の小さな積み重ねを大切にしています。
最初は恥ずかしくても構いません。
声が小さくても、うまくできなくても構いません。
少しずつ、自分から一歩踏み出せるようになれば、それも立派な成長です。
「強さは、相手を敬う心から生まれる。」
勝ち負けよりも大切なこと。
空手道を通じて身につけてほしいこと。
これからも洋空会では、技術だけでなく、人としての土台を育てる指導を続けていきたいと思います。
